
※チャートで解説します
今迄のRSIとEMAのゴールデンクロス、デッドクロスやゾーン30、70越えのタイミングでのエントリーにボリンジャーバンドを加えるとより明解なエントリー根拠が得られることがわかりました。
±2σ(シグマ)の範囲内に約95%の確率で価格が収まることから、この範囲を超えると売られ過ぎ(または買われ過ぎ)といわれています。という事は2σの境界線を越えると元に戻ろうとする確率が95%もあるという事です。ただしなんですが厄介なことにバンドウォークという事象が起こるという事も知っておかなければならないという事です。
±3σ(シグマ)の範囲内に収まる確率は約99.7%もあるという事も知っておいた方がいい情報です。
ここではチャートが複雑にならないようにトレーディングビューのチャートに設定してあるボリンジャーバンドは2σだけです。基準線と1σのチェックは外してあります。
①下降相場が終わりかけている時に発生したGC、その時ロウソク足の実線はボリンジャーバンドにタッチして反発をしました。
②やはりボリンジャーバンド2σにタッチして反転後、下落に転じました、同時にデッドクロスも発生したので次足でエントリーできましたね
③ボリンジャーバンド2σを髭を付けた後上昇、ゴールデンクロスも発生しました、根拠が重なったので次足でエントリーできました
⑥その後バンドウォークらしきものが出て上昇継続した後、上限付近でレンジ形成。弱気のダイバージェンスが形成されて、下落が想像できるタイミングでゾーン70を超えたあたりで、デッドクロスが発生、相場は下落、その後レンジが数分続きました
⑤レンジブレークが発生したかと思いきや、ボリンジャーバンド2σに下方向で髭タッチ、すかさず反転、ゴールデンクロスが出現そして、上昇へ、ゾーンを突抜ける動きがありました。ここもかなり確率の高いエントリーチャンスがありました。
チャートをよく観察していると、これはと思う確率の高いエントリーポイントが見つかるものです、確実に勝てるエントリポイントがいくつかあればかなり効率のよいトレードができるのではないでしょうか?
※トレーディングビューで今回使ったボリンジャーバンドの設定値
期間 21
Basis MA Type SMA
ソース 終値
標準偏差 2
オフセット 0
スタイルは各自ご自由に設定して下さい。
標準項目はチェック外してあります
ChatGBTにボリンジャーバンドについて聞いてみたら、以下のような回答をくれました。
為替の証拠金取引(FX)におけるボリンジャーバンドの活用方法
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)は、価格の変動幅とトレンドの勢いを分析するためのテクニカル指標です。特にFXでは、ボリンジャーバンドを使って「相場の過熱感」や「反転のタイミング」を考察し、エントリーやエグジットの判断に役立てることができます。
1. ボリンジャーバンドの基本構造
ボリンジャーバンドは、以下の3本のラインで構成されます。
- センターバンド(中央線)
- 移動平均線(通常は20期間の単純移動平均線=SMA)
- アッパーバンド(上バンド)
- センターバンド + 2標準偏差(σ)
- ロワーバンド(下バンド)
- センターバンド – 2標準偏差(σ)
💡 ポイント:
- 価格がアッパーバンドに近づくほど「買われすぎ」
- 価格がロワーバンドに近づくほど「売られすぎ」
±2σ(シグマ)の範囲内に約95%の確率で価格が収まることから、この範囲を超えると売られ過ぎ(または買われ過ぎ)といわれています
±3σ(シグマ)の範囲内に収まる確率は約99.7%です

2. ボリンジャーバンドの活用方法
① バンドウォークを利用したトレンドフォロー
- 強いトレンドが発生すると、価格はアッパーバンドまたはロワーバンドに沿って推移する(これを「バンドウォーク」と呼ぶ)。
- このとき、バンドを超えたからといって「逆張り」するのは危険。
- 順張りの考え方で、トレンド方向にエントリーするのが有効。
📌 エントリー例(上昇トレンドの場合)
- 価格がアッパーバンドに沿って推移している。
- センターバンド(移動平均線)付近まで戻ったタイミングで押し目買い。
② バンドの収縮・拡大を利用したブレイクアウト戦略
- バンドの幅が狭くなる(スクイーズ) → 価格の変動が少ない状態(エネルギー蓄積)
- その後、バンドが急拡大(エクスパンション)すると、大きなトレンドが発生する可能性が高い。
📌 エントリー例
- ボリンジャーバンドがスクイーズ → 価格がブレイクした方向にエントリー
- 例えば、レンジ相場の後に価格が上方向にブレイクしたら買い。
③ バンドタッチによる逆張り(レンジ相場)
- 価格がバンドの外側に一時的に出た後、戻る動きが見られる場合に逆張り
- ただし、トレンドが明確な場合は逆張りせず、トレンドフォローを優先。
📌 エントリー例
- 価格がロワーバンドを大きく下抜けし、その後戻る兆候(ピンバーなど)が見えたら買い。
⚠️ 注意点
- 強いトレンドが発生している場合は逆張りを避ける。
- RSIやストキャスティクスなど、他のオシレーターと組み合わせると精度が上がる。
3. まとめ
戦略 | エントリータイミング | 注意点 |
---|---|---|
バンドウォーク | アッパーバンド・ロワーバンドに沿ったトレンド発生時 | 逆張りは危険、トレンドフォロー |
ブレイクアウト戦略 | バンドがスクイーズした後にブレイク発生 | ダマシに注意、出来高や他の指標を確認 |
逆張り(レンジ相場) | バンドを大きく超えた後に反発の兆候 | 強いトレンド時は逆張りしない |
ボリンジャーバンドは単体でも有効ですが、移動平均線・RSI・出来高などと組み合わせることで、より精度の高いエントリーが可能になります。
また、相場の状況に応じて「順張り」と「逆張り」を適切に使い分けることが重要です。
💡 「今の相場がトレンドかレンジか?」を見極めることが、ボリンジャーバンドを上手く活用するカギ!